アメリカ誕生の地フィラデルフィア

アメリカ東海岸に旅した人でもフィラデルフィアに行ったことのある人は少ないのではないだろうか。

アムトラックのメトロライナーでニューヨークから約1時間20分、ワシントンDCから約2時間のところにフィラデルフィアはあります。


ここは、1776年7月4日の独立宣言、1787年の憲法制定の舞台となった場所です。
そして、映画「ロッキー」の舞台となったことでも有名です。
しかし、残念ながら日本での知名度が低いのかガイドブックでもあまり情報がないので行き当たりばったりの旅は始まりました。

スタートはペンシルバニア・セントラル駅から

ニューヨークを朝8時のメトロライナーに乗り1時間20分でフィラデルフィアの玄関口である、ペンシルバニア・セントラル駅に到着しました。ちなみにニューヨークからここまで71$です。飛行機を利用することも可能ですがマンハッタンから空港への移動時間とタクシー代を考えれば、アムトラックが最も適していると思います。
ペンシルバニア・セントラル駅
この日のフィラデルフィアは、曇っていて半袖では少し肌寒い天候でしたが、歩きまわるには調度よい。まず映画「ロッキー」で最も印象深いフィラデルフィア美術館を目指すことにした。
ところが位置関係が解らず、とりあえず高層ビルが林立する市内中央に足を進めた。
シューイルキル川を渡り、少し下り坂となる。テンポよく歩いていると観光用の看板を見つける。それは、フィラデルフィアの観光名所と現在の位置が地図上に示したものであった。これは助かる。
これで、フィラデルフィア美術館の方向を確認し歩くこと20分で到着。
美術館を背にフィラデルフィア市内を見つめる。ここに来たいと思って20年。やっとたどり着いた。頭の中にロッキーのテーマが流れる。

フィラデルフィアの中心部へ

町のいたるところに地図の表示がある
フィラデルフィア美術館を後にした私が次に向かったのが自由の鐘。あの地図看板を見ていけばなんなくたどり着けた。歩いている途中でふと思った。人通りが少なくマンハッタンに比べ歩きやすいと。それに静かに時間が流れている感じだ。
自由の鐘は、建物の中で保管されている。入場料は無料だ。
この後に向かったのがインディペンデンス・ホール、アメリカ2番目の銀行、カーペンターズ・ホール、国内最古の銀行。実は、国内最古の銀行の前にインディペンデンス・ビジター・センターがありここで地図がもらえたり、案内を受けることができる。また、ここでアメリカ独立宣言書を売っている。

インディペンデンス・ホール 1776年7月4日独立宣言、1787年の憲法制定の舞台

自由の鐘独立宣言の時に高らかに鳴り響いたが、ひびが入り残念ながら今は鳴らない。
「ここにすべての土地の住人に独立を宣言する」という文字が刻まれている。

アメリカ2番目の銀行1824年に建てられた。現在は、独立戦争当時の人物の肖像画
美術館となっている。入館料はないが、2$の寄付が必要。

アメリカ最古の銀行ギリシャ風の建築で1795年に建てられた。

カーペンターズ・ホール1770年当時の大工組合の集会所として建てられた。1774年には、
植民地の権利をめぐる大陸会議が開かれた。現在は、大陸会議に使われた椅子や古い大工
道具などが展示されている。入館料は無料。

最後に

フィラデルフィアは小さな町です。美術館などを見ないのであれば、1日あれば十分です。
ちなみに私は、14時47分のメトロライナーでフィラデルフィアを後にしました。
滞在時間は4時間27分でした。私は歩くことにしましたが、馬車に乗って観光ポイントを案内してくれるツアーもあります。また、ニューヨークからJTB・USAが週に2回(日、水)ツアーがあるようです。東海岸に行かれる際、アメリカの原点フィラデルフィアに行ってみてはどうでしょうか。